敷布団

良い眠りには、良い寝具を ~敷きふとん~

見つけよう 自分に合う敷き寝具

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◆どんな敷ふとんで寝たいかチェック
どんな敷ふとんがいいかは、個人の体格や体質、寝室の環境などで違います。
次のチェックポイントの中で優先順位を決め、それに合った商品を選びましょう。
硬すぎず、柔らかすぎず、適度な硬さ・ヘタリにくさ・体圧分布・床づき感・素材・軽さ・お手入れが簡単・押入れへの上げ下ろしが楽・ホコリがでない・機能つきなど・・・

◆中素材やサイズなどの確認
商品には必ず品質表示ラベルがついており、表地、裏地、中わた、サイズが明記されています。
サイズの合うカバーやシーツがあるかどうかも確かめてください。

◆ふかふか感や色、柄に惑わされない
敷ふとんは、寝姿勢を正しく保てるかどうかがポイントです。
色柄や価格を優先させないことが大切。

◆低価格品は避ける
敷ふとんの安価品は、腰のところがすぐにへこんで、腰痛の原因になります。
良質の商品は「安くはない」ということを知っておきましょう。

◆健康機能寝具は事前に次のチェックを
健康機能のついた寝具は、厚生省の「医療用具承認番号」があるかチェックを。
また、血圧に異常のある人、てんかんの人、妊娠中のひとなどは事前に医師と相談し、指導を受けましょう。

ポイントは、からだを支える弾力性

立っている状態の背骨は緩やかなS字を描いており、そのカーブ差は健康な人で4~5cm。
横になった状態で心地よく感じるのは、その半分の2~3cm。
つまり理想的な眠りの姿勢は、背骨をほぼまっすぐにした状態なのです。
柔らかいおふとんでは、背中とお尻の部分が沈んでしまい、寝苦しいだけでなく脊椎全体に負担がかかります。
一方、硬すぎると血管を圧迫すると共に、発汗作用を妨げてしまうことに。
適度な硬さであることが、正しい敷きふとん選びの第一歩です。

寝返りのうちやすい、適度な硬さのおふとんを。

「寝返り」は、からだの一部分を圧迫させないために行うもの。
眠っている間もからだを動かすことによって筋肉の疲れをほぐすほか、血行を促したり、血液の循環を良くする働きがあります。
楽に寝返りをうつには、従来は掛ふとんの軽さだけが重要とされていましたが、現在は敷ふとんの硬さや構造が大きな影響を与えることに視点が注がれています。